
そんな井川氏の「知識」「視点」「生き方」などから多くを学び、
時に大人の遊びを味わう濃密な対話型の時間を提供するのが「井川塾」です。


井川塾、次回8月13日(木)の企画は……
井川塾 史学部 第二弾のテーマは、『東京裁判』。
開廷から80年目を迎えたこの裁判を通して、
戦争の本質を考える。戦争犯罪とは何かを問う。
人は、戦争を裁けるのか。勝者の裁きか、文明の裁きか。
「東京裁判」という言葉は聞いたことがある。
しかし、誰が誰を裁き、何が争われたのかまでは説明できない。
学校では、「戦争を始めた日本の指導者が裁かれた」と習った程度――。
そのような方も多いのではないでしょうか。
新シリーズ「井川塾 史学部」は、歴史上の人物、国家、事件、名著、名作を題材に、人間、組織、権力、国家の本質を読み解く企画です。
第一弾の『三国志』に続く、史学部シリーズ第二弾のテーマは『東京裁判』。
開催日は、終戦の日の2日前となる8月13日です。
東京裁判の正式名称は「極東国際軍事裁判」。
第二次世界大戦で日本が敗れた後、1946年に開廷した、連合国が日本の政治家や軍人を裁いた国際裁判です。
東條英機をはじめとする日本の政治・軍事指導者28名が起訴され、最終的に25名が有罪。7名に絞首刑判決が下されました。
しかし、東京裁判は、単に「戦争を始めた悪人を裁いた裁判」と言い切れるほど、単純なものではありません。
裁いたのは、戦争に勝った連合国。裁かれたのは、敗れた日本の指導者たちでした。
広島・長崎への原爆投下。
東京大空襲をはじめとする都市への無差別爆撃。
終戦後のシベリア抑留。
こうした勝者側の行為は、東京裁判では裁かれていません。
では、誰が「戦争犯罪」を決めるのでしょうか。
戦勝国は、どのような行為も裁かれないのか。
敗れた国の指導者は、後から定められた犯罪によって処罰されてもよいのか。
東京裁判は、二度と戦争を起こさないための「文明の裁き」だったのか。
それとも、司法の形式を借りた「勝者の裁き」だったのか。
8月13日の井川塾では、東京裁判を通じて、戦争の本質と戦争責任を考えます。
■そもそも東京裁判とは何だったのか

東京裁判は、1946年5月、東京・市ヶ谷の旧陸軍省庁舎で開廷しました。
判事は、アメリカ、イギリス、ソ連、中国、インドなど、連合国11か国から選ばれた11名。
日本人の判事も、中立国の判事も参加していません。
裁判で問われたのは、捕虜虐待などの戦争法規違反だけではありません。
侵略戦争を計画し、準備し、開始し、遂行した国家指導者個人の責任を問う「平和に対する罪」が適用されました。
いわゆる「A級戦犯」とは、この「平和に対する罪」で起訴された人物を指す言葉です。
ただし、ここには大きな争点があります。
国家が行った戦争について、指導者個人を刑事犯罪者として処罰できるのか。
行為が行われた時点で明確に犯罪とされていなかったものを、後から設けた罪によって裁くことは許されるのか。
勝者だけで構成された法廷を、公正な裁判と呼べるのか。
こうした疑問は、後世になって持ち出されたものではありません。
東京裁判が行われていた当時から、判事や弁護人の間で激しく争われていました。
■今こそ東京裁判を問い直す
保守層から強い支持を集める井川意高氏が、戦後日本の歴史認識の原点ともいえる東京裁判を問い直します。
ただし、今回の井川塾は、
「東京裁判は不当だった」
「日本だけが悪かったわけではない」
と主張するだけの場ではありません。
勝者によってつくられた歴史観を疑う。同時に、日本人自身の判断や責任からも逃げない。
東京裁判が不当だったと考えるなら、その先にある問いにも向き合う必要があります。
では、日本人は自ら、誰の責任を問うべきだったのでしょうか。
戦争を決断した政治家か。
作戦を立案し、遂行した軍人か。
政策に従った官僚か。
国民を戦争へ駆り立てた新聞や言論人か。
戦争を支持した世論か。
あるいは、誰も最終責任者にならない制度や組織そのものか。
東京裁判を批判するだけでは、戦争の本質には届きません。
日本はなぜ戦争へ進み、なぜ途中で止まれず、なぜ敗北するまで進み続けたのか。
終戦記念日を前に、それを考えるきっかけを作ります。
■なぜ、井川意高氏が語るのか

井川氏は、東京大学法学部で法を学びました。
東京裁判の核心には、
「事後に成立した法で、人を処罰できるのか」
「国家の行為について、個人はどこまで責任を負うのか」
「政治的な目的を持つ裁判を、司法と呼べるのか」
という法律上の問題があります。
さらに、大王製紙の経営者として、巨大組織の意思決定に携わりました。
誰が決断し、誰が従い、誰が失敗の責任を引き受けるのか。
間違いが見えていても、なぜ組織は方針を転換できないのか。
東京裁判を、法律だけでなく、組織論、経営論、リーダー論として読み解きます。
そして井川氏自身も、刑事裁判の被告として法廷に立ち、実刑判決と服役を経験しました。
もちろん、井川氏の事件と東京裁判を同列に扱うものではありません。
しかし、自分の行為や人生が法廷で他者の言葉によって定義され、判決を下される経験を知っています。
法を学んだ者。
巨大組織を率いた者。
そして、自ら裁かれた者。
この三つの視点が交差するところに、井川氏が東京裁判を語る意味があります。
■東京裁判をめぐる重要論点

当日は、以下のような論点についても掘り下げる予定です。
●東京裁判は、本当に「裁判」だったのか
東京裁判を開いたのは、戦争に勝った連合国でした。
日本人判事も、中立国の判事も参加していません。
判決は法に基づく公正な裁きだったのか。それとも、最初から結論が決められていた「勝者の報復」だったのか。
東京裁判そのものの正当性を問い直します。
●東條英機は、“最大の戦争責任者”だったのか
東京裁判によって、東條英機は戦争を主導した中心人物として処刑されました。
しかし、日本は一人の独裁者だけで動いていた国ではありません。
政治家、軍部、官僚、宮中、新聞、世論――誰が開戦を決め、誰が戦争を止められなかったのか。
東條英機があたかも象徴的戦犯のように扱われることで見えなくなったものを考えます。
●「全員無罪」を主張した判事の真意は?
インド代表のパール判事は、全被告を無罪とすべきだと主張しました。
しかし、日本軍のすべての行為を正当化したわけではありません。
彼が問題視したのは、日本側の行為だったのか。それとも、勝者が敗者を裁く法的資格だったのか。
●なぜ、昭和天皇は訴追されなかったのか
昭和天皇を訴追しなかった判断は、法律上のものだったのか。
それとも、占領統治を円滑に進めるための政治判断だったのか。
●原爆投下や無差別爆撃は、戦争犯罪ではないのか
民間人を大量に犠牲にした行為であっても、勝者が行えば裁かれないのでしょうか。
誰が、どのような基準で「戦争犯罪」を決めるのかを考えます。
■そして最大の問い「日本人なら誰を裁くのか?」

東京裁判が「勝者による不当な裁き」だったとするなら、日本人自身は第二次世界大戦において、誰の責任を問うべきだったのでしょうか。
今回の後半では、参加者から寄せられた意見も踏まえながら、「幻の日本人法廷」を開廷します。
対象は、軍人や政治家だけではありません。
官僚、新聞、言論人、国民世論、制度、組織も対象です。
井川氏が、
<誰に、どのような歴史的責任、政治的責任、組織的責任があったのか>
を独自の視点から読み解きます。
問いは、ただ一つです。
なぜ、日本は止まれなかったのか。
優秀な人材が集まった組織が、なぜ勝利の可能性が低い戦争へ進んだのか。
戦況が悪化しても、なぜ撤退や方針転換ができなかったのか。
この構造は、戦時中の日本だけのものではありません。
企業、官僚組織、政党、現在の日本社会にも通じる問題です。
歴史の話を通じて、現代の組織と人間を読み解きます。
■東京裁判を知らない人ほど、参加してほしい
■優しく学べるガイドを配布
「東京裁判は、名前しか知らない」
「学校では、ほとんど習わなかった」
まったく問題ありません。
参加者全員に、事前に『東京裁判ファクトガイド』(PDF)をお渡しします。
これさえ読んでいただければ、東京裁判の基礎知識は身につきます。
当日の進行と対応した内容になっているため、ガイドを開きながら議論を追うことができます。
もちろん、ガイドには、東京裁判に対する評価は書いていません。
東京裁判をどう評価するのか。
戦争犯罪とは何なのか。
答えを出すのは、参加するあなた自身です。
■事前課題提出で5,000円引き

より能動的にこのイベントに参加していただき、有意義なものにしてもらうために「特別割引チケット」を用意しました。
チケット購入後、後日、運営事務局から配布する『東京裁判ファクトガイド』をお届けしますので、東京裁判における事実関係を最低限理解してもらった上で、事前課題として以下の設問に回答することを誓約してくれた方に向けて、特別価格でチケットを提供します(5,000円引きの10,000円)
※割引チケットは8月12日(水)20時までの販売になります
事前課題
『東京裁判ファクトガイド』を読んだ上で、以下の設問に回答してください
1. 東京裁判は、裁判として正当だったと思いますか
2. 「平和に対する罪」で国家指導者個人を処罰することは認められるべきだと思いますか
3. あなたが日本人として戦争責任を検証するとしたら、誰、または何の責任を問いますか
4. 井川氏に取り上げてほしい人物、組織、制度、論点をお書きください
回答は、個人が特定されない形で要約・編集し、当日の議論で使用する場合があります。
■場所
LIVE STUDIO LODGE(ライブスタジオ ロッジ)
渋谷区代々木1丁目30-1 代々木パークビル B1
https://live-lodge.jp/
■価格
15,000円(1ドリンク付/税込)
【特別割引チケット】※8月12日(水)20時までの販売になります
購入者には、後日、登録メールアドレス宛てに『東京裁判ファクトガイド』と回答フォームをお送りします。回答期限は、2026年8月13日(木)13時です。各設問への回答は、短文でも構いません。
10,000円(1ドリンク付/税込)
会員登録なしで、クレジット決済やコンビニ決済ができる「井川塾公式ストア」にて購入する方
【通常チケット】

【特別割引チケット】

TIGETで購入する方(要会員登録)
【通常チケット】

【特別割引チケット】

※ネット配信は行いません。
1月9日(金)SOLD OUT
2月13日(金)SOLD OUT
3月5日(木)SOLD OUT
4月13日(月)SOLD OUT
5月11日(月)SOLD OUT
6月15日(月)SOLD OUT
7月13日(月)SOLD OUT
8月13日(木)
9月14日(月)
10月13日(火)
11月13日(金)
12月14日(月)
※12月はスペシャルプログラムの予定
※開演時間は原則19時〜21時
※会場は代々木ライブスタジオロッジ
問い合わせ先
ikawa.cram.school@gmail.com
(株式会社サイゾー・井川塾運営事務局)