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卯城竜太(Chim↑Pom)・芸術の突破法 [ 4/29-30講義 ]|WHITE ROOM

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[日程]
2021年4月29日(木)/30日(金)
※ いずれも10:00〜17:45を予定しています。

[会場受講定員]
30名
※ 会場受講は定員に到達し次第、募集を終了します。

[オンライン受講]
※ ご来場でのご受講、オンラインでのご受講で受講料は変わりません。
※ オンラインでのご受講をご希望の方は、申込みフォームで「オンラインでの受講を希望」を選択してください。

[受講料]
一般:15,000円(税込)
学割:10,000円(税込)
※ 学割ご利用の方は、当日受付で学生証の提示をお願いいたします。

[会場]
東京都渋谷区道玄坂1-20-9
寿パークビル2F・WHITE ROOM


[シラバス]
1960年代に赤瀬川原平らネオダダが主張したアンセム=「いまやアクションあるのみ」。その言葉は、アフター311&コロナ禍という今の時代でも有効に機能するのだろうか。アクションには必ずリスクがあるがそれをどう突破するのか。はたしてQアノンによるホワイトハウス襲撃はアートなのか。「9.11は最大のアート」(シュトックハウゼン)だったのか。激変する世界の中で、Chim↑Pomがやってきたこと、やろうとしていることの全体像を解き明かし、アートとアーティストの定義をあらためて問い直し、独自の美術史を語る全8講!!

※ 本シラバスは2021/3/24時点の暫定版です。
※ シラバスの内容は変更となる可能性があります。

4/29(木)10:00〜17:45

10:00〜11:30 ① ノイズ論 ・アート自体が社会のノイズ
・ボイス「レームブルック(彫刻家)論」
・社会はノイズを除去していく そのようにあらゆるシステムが作られている。
・アート、パンク、ネズミ、カラス、放射能、疫病……で社会の真実を見る。
・スーパーラット論
「炎上」とは何か?
11:45〜13:15 ② 公共とキュレーション ・キュレーションによってアーティスト/作品がフラットになってしまう。
・物語を読まないと分からない。アート作品一発で【ヤバい】ことが伝わらない。
・ポストコロニアリズム的なことをやっているが 実際は英語的な発想でやっている。
・キュレーションなきアーティストたちがたくさん集まってくる。
・そこからのダークアンデパンダン展
14:30〜16:00 ③ アーティスト論—アーティストとは何か? ・開けばいいのか? 開きまくって【大衆】と【観客】がごっちゃになった。
・アーティストの定義は、個のエクストリームの振り幅
・CPのリーダーをやめた。リードする時代ではない。
・若者、才能があっても公的に活躍できなかったらオンラインサロン的に活躍するしかない。
16:15〜17:45 ④ コレクティビズム1 ・Chim↑Pomの多様なメンバーについて。
・歌舞伎町〜にんげんレストラン
・ジェントリフィケーション、公の時代、宮下公園について。
・世界は誰のものなのか。

4/30(木)10:00〜17:45

10:00〜11:30 ⑤ コレクティビズム2 ・素人的に「バンド組もうよ!」とはじめた。
・CPになる前 会田さんの周りの若者30人くらいでやっていた「ふつう研究所」
・コレクティブ 今いろんなところで批評があるテーマ
・日本にはアート・シーンがなく、アーティストはいた。コレクターもいなかった。
・アーティストが団体をコレクティブしてアートシーンを細かく作った。
・100年間の日本の美術の通史がなかったから、仕方なく年表を自分で作った。
11:45〜13:15 ⑥ 大正期にはじまる ・岡本唐貴=白土三平の父。
・白土三平はなぜ「ガロ」を作ったのか。
・今の時代、多様性の時代、自分の感覚で言うと、水で言ったら川じゃなくて海。
・「ガロ」がサブカルチャーのプラットフォームを作ったように、「アートの中心地」を問い直すためにもDFWをやっている。
14:30〜16:00 ⑦ 行動学1 ・まず「ノリ」。CP2005年結成=YouTubeと同期
・イラク人質事件・ノリで何かすると自己責任になる。
・資本主義もノリだった。
・資本主義をドライブさせているのもノリだから、コントロールが効かなくなる。
・マルクス「物象化」資本主義はノリでしかない。
・コンセプトのオワコン化
・「語り得ないもの」とは何か?
16:15〜17:45 ⑧ 行動学2 ・「いまや、アクションあるのみ!」なのか。
・Qアノンはアートなのか?という質問
・パフォーマンスについて
・アクションには必ずリスクがある。プロレスとの違い。
・だから千利休は切腹し、三島は腹を切るしかなくなった。
・「9.11は最大のアート」(シュトックハウゼン)なのか?
・スーパーラットが行動を突破する。アーティストという突然変異。

卯城竜太(うしろ りゅうた)
Chim↑Pomメンバー。Chim↑Pomは、2005年に東京で結成されたアーティストコレクティブ。時代のリアルを追究し、現代社会に全力で介入したメッセージの強い作品を次々と発表。世界中の展覧会に参加するだけでなく、自らもさまざまなプロジェクトを展開する。また、東京電力福島第一原発事故による帰還困難区域内で、封鎖が解除されるまで「観に行くことができない」国際展「Don’t Follow the Wind」の発案とたちあげを行い、作家としても参加、同展は2015年3月11日にスタートした。2015年、Prudential Eye AwardsでEmerging Artist of the Yearおよびデジタル・ビデオ部門の最優秀賞を受賞。2021年には森美術館での回顧展が予定されている。ソロとしては、美学校でのクラス「天才ハイスクール」をはじめ、ネオダダオルガナイザーズの拠点だった新宿ホワイトハウスでのキュレーション、オンラインと現実空間での秘匿性の高い展覧会「ダークアンデパンダン」の主催、あいちトリエンナーレ2019で閉鎖された全ての展示の再開を求めたアーティストらによる運動「ReFreedom_Aichi」など、オーガナイザーとしての活動や執筆などを行っている。

主な個展:
“Why Open?” White Rainbow, ロンドン, 2018
“Non Burnable,” Dallas Contemporary, ダラス, 2017
“The other side,” 無人島プロダクション, 東京, 2017
“また明日も観てくれるかな?,” 歌舞伎町振興組合ビル, 東京, 2016,
“SUPER RAT,” Saatchi Gallery, ロンドン, 2015,
“広島!!!!!” 旧日本銀行広島支店, 広島, 2013,
“Chim↑Pom,” Parco Museum, 東京, 2012,
“Chim↑Pom,” MoMA PS1, ニューヨーク, 2011,

主なグループ展:
“Negotiating the Future: 2017 Asian Art Biennale,” 台中, 2017
“Biennale de Lyon 2017,” リヨン, 2017
“第20回横浜トリエンナーレ2017 (Don’t Follow the Wind),” 横浜, 2017
“第20回シドニービエンナーレ (Don’t Follow the Wind),” Carriageworks,シドニー, 2016
“釜山ビエンナーレ2016,” Busan Museum of Art, 釜山, 2016
“Don’t Follow the Wind” 東京電力福島第一原発の事故に伴う帰還困難区域内, 福島, 2015,
“Zero Tolerance,” MoMA PS1, ニューヨーク, 2014,
“第9回上海ビエンナーレ – REACTIVATION,” 上海現代美術館, 上海, 2012,
“第29回サンパウロビエンナーレl – There is always a cup of sea to sail in” Ciccillo Matarazzo Pavillion, Ibirapuera Park, サンパウロ, 2010

著作に『公の時代』(朝日出版社、2019年)、『なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか』(阿部謙一との共編著、無人島プロダクション、2009年)、『芸術実行犯』(朝日出版社、 2012年)、『Don’t Follow the Wind: 展覧会公式カタログ2015』(河出書房新社、2015年)、『都市は人なり 「Sukurappu ando Birudo プロジェクト」全記録』(LIXIL出版、2017年)などがある
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★ 2日目の講義終了後に質疑応答を兼ねた茶話会を予定しております。
★ 参加を希望される方は、そのまま会場にお残りください。
★ 茶話会は新型コロナウィルスの感染拡大状況によっては中止とさせていただきます。その際は当日ご案内させていただきますので、ご了承ください。


オンライン講義について
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WHITE ROOMとは
今や日本を代表する場所である渋谷スクランブル交差点。そこを見下ろすようにある井の頭線ホームに向かうブリッジには岡本太郎「明日の神話」があり、夜、ブリッジからスクランブル交差点を見下ろすと、ガラス越しに「明日の神話」とスクランブル交差点を行き交う人や車が重なって見える。その情景は、311からコロナ禍に至る災間という時代を象徴するように、まるでそこがゴッサムシティの一角であり、渋谷駅前という谷に、ホアキン・フェニックス演じるジョーカーのように踊りながら落ちてくる人々が行きかっているように見える……。
スクランブル交差点から109を斜めに見て道玄坂を登りきったところにホワイトルームはあります。まっしろに塗りたくられた部屋には、4Kのプロジェクターが備え付けられており、そこでは世界の最前線のアート画像が珠玉の解説とともに見ることができます。

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新型コロナ感染症対策につきまして
※ 新型コロナ感染症対策のため、マスク着用でのご入場と会場入口での消毒をお願いいたします。
※ ご入場時にスタッフによる検温を実施させていただきます。37.5度以上の発熱がある方は、ご入場をお断りさせていただきます。
※ 講義間の休憩中に換気を行いますので、ご協力をお願いいたします。

WHITE ROOM STAFF
主宰:穂原俊二(転石堂書店)
岩根彰子/木村奈緒
木村瞳/安藤卓也(CYZO)

TITLE DESIGN
羽良多平吉


協賛

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